ツイン型学生派遣プログラム(ツインクル)

平成24年度採択 大学の世界展開力強化事業

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平成26年度 ツインクル活動成果報告会を開催

 3月21日(土)、千葉大学は「大学の世界展開力強化事業(SENDプログラム・平成24年度採択)」の平成26年度活動成果報告会を開催しました。

 当日はASEAN連携大学12校(インドネシアのボゴール農科大学・バンドン工科大学・インドネシア大学・ガジャマダ大学・ウダヤナ大学、タイのチュラロンコン大学・キングモンクット工科大学トンブリ校・マヒドン大学・カセサート大学、ベトナムのベトナム国家大学ハノイ教育大学、シンガポールのナンヤン理工大学、カンボジアの王立プノンペン大学)及び各国の高等学校10校の教員と外部評価委員(大久保 利宏氏(千葉県立幕張総合高等学校長)、岸 学氏(東京学芸大学副学長)、山本 秀明氏(朝日新聞東京本社企画事業担当補佐兼フォーラム事務局マネージャー))が出席しました。

 報告会では、各国の高等学校にて科学に関する教育活動を実践した84名(22グループ)の学生が、グループごとに英語での成果発表及びポスター発表を行いました。本学学生からは「異なるバックグラウンドの人に日本の文化や自分自身の研究について分かりやすく伝える経験を通し、今までと違った見方ができるようになり、新たな発見やより深く学べる機会を得た」、「母語以外の言語で伝えるということは容易ではない分、より丁寧に相手の立場に立って説明をすることが重要だと実感した」といった報告が聞かれました。

 一方、報告会に参加した各国教員からは、「派遣国の社会問題や自然問題を考慮した授業テーマが選定されているが、先進技術に加えてわが国でも応用できそうな技術を取り上げたものであればさらに良い」、「日本に興味を持つ生徒が増えた。この活動を基に、留学の推進や研究交流も進めていきたい」という声が上がり、今後も本プログラムの運営に積極的に関わっていきたいという評価を得ました。

 また、前回から取り入れている口頭発表とポスターセッションという二つの方法での発表形式は、参加者全てに活動概要を伝えられ、その上で活動の詳細については本学学生に直接質疑ができるという点で好評でした。学生は、外部評価委員からの意見などにも熱心に耳を傾け、活発な報告会となりました。その後、外部評価委員会及び情報交換会が開催され、ASEAN連携大学関係者との友好を深めました。


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